住宅をカビから守るための基礎知識

ついやりがちなNG行為

住宅をカビから守るための基礎知識 カビを発生させないようにするための対策というのは色々あります。
一つ一つは小さな作業ですが、その積み重ねによってカビの発生をおさえることができます。
一方、「これをやってしまうと、カビ発生のリスクが高まってしまう」というNG行為もたくさんあります。
しかも、このNG行為のほとんどは、誰もがやっているようなことなのです。

例えば、部マンションやアパートなどのベランダなら、それほど広くはないと思います。
そこに洗濯物を干しておいたところ、突然雨が降ってきました。

そうすると、多くの人は洗濯物が濡れるのを心配して、室内に取り込むのではないでしょうか。
そして、生乾きの洗濯物をそのまま室内干しした経験がある人は多いはずです。

この室内干しという行為は、カビ対策ではNG行為です。

洗濯物は濡れています。
そして、その洗濯物が乾くということは、洗濯物に付いていた水分が蒸発したということです。

つまり、室内に水蒸気が充満してしまうのです。

しかも、室内では洗濯物が乾くのに時間がかかります。
長い時間をかけて水分が蒸発していくわけですから、その間に部屋の湿度がどんどん上昇し、カビの増殖しやすい環境になってしまいます。
基本的には室内干しはNGですが、どうしても必要な場合には、できるだけ早く乾かせる工夫をしてみましょう。
まずは、除湿器を使用してください。
除湿器がなければ、エアコンの除湿機能でも良いでしょう。
そして、サーキュレーターなどを使って、洗濯物が乾くのを早めます。
このとき、サーキュレーターの風は洗濯物の下からあてるようにして、首振り運転を使用しましょう。
室内干しをしたとき、部屋の湿度は多ければ10パーセント以上上昇すると言われています。
こういった工夫で、湿度の上昇を抑えてください。
また、もう一つのNG行為として、ベッドの下を収納スペースとして使うというものがあります。
人間は寝ている間に大量の汗をかき、その水分はベッドを伝って徐々に下の方へ降りていきます。
しかし、ベッドの下に空間があれば、そこを風が通るため、水分が滞ることはありません。
ただし、ベッドの下に収納ボックスを置いていたり、ベッド下が引き出しになっているタイプの商品を使用したりすると、この寝汗による水分が乾燥されず、カビの原因となってしまいます。
収納ボックスを置いている人は、別の場所に移しておいた方が得策です。

使用しているベッドに引き出しが付いている人は、その引き出しにはあまり物を入れないなどの工夫をすると良いでしょう。

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